なにか書く

なにを書くかは決めていない

2023秋アニメ ファーストインプレッション

久しぶりに現在放送中の作品をリアルタイムで追うようになった秋クール。良作が多すぎやしませんか。ある程度に絞りたくてもなかなか難しそうな気がしています。ひとまず、「薬屋のひとりごと」以外は見る予定の作品の1話をすべて見ましたので、ファーストインプレッションを「ほぼ間違いなく最後まで見る」「たぶん最後まで見る」「とりあえず様子見」に分けてまとめていきます。

 

ほぼ間違いなく最後まで見る

  • SPY×FAMILY Season 2・・・今さら言うことはないでしょう。最初の2クールは一気見で見たので、リアルタイムに追うのははじめてです。楽しみにしてます。
  • でこぼこ魔女の親子事情・・・古賀葵枠。魔女が赤ちゃんを拾って娘にしたら娘がどんどん成長していく一方、魔女の見た目は変わらないので、娘がナイスバディで母がロリという。こう書いたらテーマ性は「葬送のフリーレン」と共通しているような気もしてきますが、それを思いっきりコメディ方向へと振ったような作品。テンポが速い。シームレスにangelaのEDに突入する感じがものすごくギャグ。古賀さんのコメディ演技も最高です。
  • 16bitセンセーション ANOTHER LAYER・・・エロゲの底辺イラストレーターが、エロゲが斜陽の現代から1992年の秋葉原タイムリープした話。こっちも古賀さんが主演ですが、どちらかというとこちらは秋葉原枠って感じですかね。アキバモノは見てしまいます。古い秋葉原が描かれるのも魅力的だし、エロゲ自体に対する思い入れはありませんが、ゲームが実名で登場するのもいいですね。
  • 盾の勇者の成り上がり Season 3・・・盾型のなにかを駆使しながら活躍するシーズン3。1話は諸々思い出すための回ですが、だいぶ忘れていましたね。それでも十分思い出せた気はしませんが、フィーロがかわいいということは思い出しました。なんだかんだで過去の2期も楽しめましたので、問題なく最後まで見られるでしょう。
  • 君のことが大大大大大好きな100人の彼女・・・タイトルからぶっ飛んだ作品。ハーレムラブコメ風でありながら実際にはギャグだと出演者が繰り返し言っていたが、たしかにそのとおりでした。とにかくキャラがかわいい(顔が一緒な気もするけど)。本渡さんの計算高い役、富田さんのツンデレ役もよい。1話だけでは飛び抜けておもしろいというところまではいきませんでしたが(いわゆるメタ発言が多いのはしょうもない)、テンポもよく、最後まで見られるでしょう。

 

たぶん最後まで見る

  • 葬送のフリーレン・・・エルフの魔法使い、フリーレンが主人公の正統派ファンタジー作品。金曜ロードショーで1〜4話を一挙放送したそうですが(私は配信で見ました)、そういう売り方をする作品なのかはわからないですが、キャスト陣の演技も含めて落ち着いた作品でした。たまにこういう作品を見ると心地よく感じます。人間より圧倒的に寿命が長く(風貌も若いままで)、時間の観念がまったく異なるエルフ。人間をより知るため、旅を続ける。エルフにせよ何にせよ、漫画やアニメにはお馴染みのキャラクターですが、そういう点を主題にした作品ははじめて見たかもしれません。軽いギャグみたいなものもたまに織り交ぜられますが、そこはちょっと弱め。でも普通にいけば最後まで見られるのではないかと思います。
  • ミギとダリ・・・孤児院から子どもを身受けしたら双子だった。金持ち夫妻は気づいていないが、片方がうまく身を隠しながら2人が1人の人間として生きていく。キャラデザから不穏な感じでしたが、そういう展開になるんかい!と原作未読なので新鮮な驚きがありました。孤児院で子どもが群がる描写などは、カンボジアの孤児院ビジネスの話を思い出しました。なかなかコミカルでおもしろい(軽く滑っている部分もあるが)。どういうふうに推移するのか楽しみ。
  • 豚のレバーは加熱しろ・・・松岡禎丞大活躍。俺TUEEEの異世界転生ヒーローに自分を重ね合わせて楽しむというのは標準的な異世界転生モノの見方と思いますが、まさか豚に転生させて、日頃豚と言われるオタクが自らを豚に重ね合わせてブヒブヒ言いながら見るというのは、発想の勝利と言うほかありません。
  • アンデッドアンラック・・・触る者を不運にさせる女と絶対に死なない男。タイトルはそういうことか。相手に不運を起こして、絶対死なない相手を通して敵にダメージを与えるというのは新しいですね。ノリが軽いので最後まで見ることはできそうですが、今後の展開次第ですかね。
  • ティアムーン帝国物語・・・王女が断頭台で処刑されて転生したと思ったら若返って横暴だった人生をやり直す話。転生モノは掃いて捨てるほどありますが、謎の交通事故とかではなくこうやってちゃんと処刑されてからスタートするのもいいですね。背景がなかなか気合い入っています。こちらもギャグテイストでノリが軽いので見続けることはできるでしょう。やはり展開次第ですが。
  • 星屑テレパス・・・きらら作品。声優陣に結構珍しい名前がずらっと並んでいる気がします。かおりさんって監督作品はいくつか見ていますけど、シリーズ構成で名前を見るのははじめてかも。作品の建て付けはしょうもないなと思いつつも、そこはきらら作品。どれだけハマれるかはともかく、最後まで見ることはできるでしょう。
  • 陰の勇者になりたくて! 2nd Season・・・中2病溢れる異世界モノ2期。こちらも1話は諸々思い出すための回ですが、やはり全然覚えておらず。まあボチボチ見ながら思い出していきたいと思います。1期もさほどおもしろいわけではなかったので、途中で切る可能性もないではないですが、現状は「たぶん最後まで見る」の一番下ぐらいに位置させておきます。

 

とりあえず様子見

  • アンダーニンジャ・・・忍者がいる世界。約20万人もの忍者が、様々な姿に忍びながら国民を監視している、という設定らしい。独特なキャラデザに、いちいち画面サイズを変更する謎のこだわり。ギャグ要素も強く、見られないことはないですが、若干滑ってる感じもしていて、少し引っかかるところも。とりあえず様子見とします。
  • ラグナクリムゾン・・・こちらも1話から47分。1話というより0話な印象でした。レオとラグナの関係性がきつく、Aパートからさっそく胸焼けをしたような思いでしたが、1話を通してラグナの背景が明らかにされていき、レオとの関係性からの覚醒、そしてまたその関係性の解消へと向かいそうな終わり方でした。それでクリムゾンと一緒になる、ということでしょうか。そのあたりの先行きが1話ではまだ明らかでないので、現時点での判断は難しいですが、キャラデザは微妙で、作品の雰囲気としては様子見とならざるをえない1話の印象でした。1話から子安さんが絶好調だったのは楽しかったです。
  • ブルバスター・・・「オッドタクシー」のP.I.C.Sが企画・原作で関与。ロボットお仕事アニメといったところか。ロボットが平和を守るというあるあるの体裁の中に経済性や労働といった現実の要素を取り入れることに面白みがあるのだろうと思いますが、あまり魅力を感じず。そもそもロボットものに興味がないというのもあるかもしれません。絵もアニメーションもいいんですけどね。ひとまず様子見とします。
  • 鴨乃橋ロンの禁断推理・・・監督、構成、制作が「ガーリッシュ ナンバー」の組み合わせ。そんなところから目に留まり見てみました。阿座上さんのアニメ演技ははじめて見た気がしますが、割とイメージどおりでした。頼りない刑事、一色が天才的な探偵、鴨乃橋に協力を仰ぎ、タッグを組んで捜査をするというありがちな設定。鴨乃橋は死者を見ただけで3分で犯人がわかったのに、なぜか一色に潜入捜査をさせる。犯人の床屋は金欲しさにシャンプー台を使った謎に面倒くさい手口で殺していた。犯人がわかって一段落と思いきや、鴨乃橋は犯人に屋上から飛び降りるよう指示。犯人は実際に飛び降りてしまう。鴨乃橋は長らく探偵から離れていたが、犯人を死に追いやる「病気」を抱えていたのだった。しかし、今回は辛うじて一色が助ける。これで名コンビが誕生だ!という、なんとも言えないストーリーでした。別に見れなくはないけど見なくてもいいかな、という感じで次か次の次で判断します。

 

その他、「婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む」と「ゴブリンスレイヤーⅡ」も見る予定でしたが、どちらもサブスクで有料レンタルだったので断念しました。