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なにを書くかは決めていない

映画「エクソシスト ディレクターズカット版」を見た

於:大阪ステーションシティシネマ スクリーン5(113席)

Theater5

先日、午前十時の映画祭の一環で上映されていた「エクソシスト ディレクターズカット版」を大阪ステーションシティシネマで見てきました。以前、同タイプのスクリーンでF-9に座り、もう少し後ろでもいいなと思ったので、今回はG-9でとりましたが、それでもまだちょっと見上げる感じはありつつも、まあまあこのあたりかなという感想を持ちました。自分がチケットをとったときはまだ1席も埋まっていませんでしたが、蓋を開けてみると結構それなりに入っていたので、作品と企画の人気を感じました(どちらも初体験)。

 

エクソシスト」はまったくの未見で、例のBGMと例のスパイダーウォークぐらいしか知らない状況で見たので、例のBGMが意外と早い段階で流れたことなどに驚きつつ、とても楽しめました。怖さという点でいえば、なによりもまずリンダ・ブレアの貢献度の高さには目を見張るものがありました。ほぼそこでもっていると言ってもいいぐらい。スパイダーウォークもそうですが、悪魔の顕れ方にもバリエーションがあり、動きがあって楽しかったですね。さらに、「エクソシスト」というタイトルではあるものの、ちゃんと神経科からはじまり、精神科を経て、悪魔祓いへとたどりつくことで、結果としてエクソシズムを相対化して描いているところもよかったと思います。そのために上映時間がやや長くなったきらいもありますが、丁寧な描き方で非常に印象に残りました。