なにか書く

なにを書くかは決めていない

2019上半期の音楽

音楽においてもサブスクリプション全盛となり、あるいは自分のライフスタイルの変化または加齢のためかもしれませんが、音楽へのアクセスはしやすくなったものの、1枚のアルバムをゆっくり聴くようなことは少なくなりました。

そういう意味では、今年上半期はIn FlamesやらSoilworkやら、あるいはThe Raven Ageやら、いろいろアルバムは出ましたが、あまり聴き込めておらず、単曲の印象の方が強い感じになっています。

アルバムという単位だとこの上半期に出た作品で一番印象に残っているのはスウェーデンプログレメタルバンド、DecepticのContinuum Unknownです。Djentyな感じもありつつ、ボーカルはクリーン〜スクリームでメロディック、全体的によくまとまったバンドだなと思いました。

 

個人的に胸を熱くしたのは、The Get Up Kidsがアルバムをリリースしたこと。まったく情報をキャッチしていなかったので、アルバムが出たタイミングで知り、聴いてみるとこれまた昔を思い出させるような曲調で、めちゃくちゃ興奮しました。1曲目の"Satellite"なんて特に熱い。青春が蘇ります。

 

sora tob sakanaも3月にアルバム、World Fragment Tourをリリースしました。メジャーでの1stアルバムという扱いになりますか。正直"knock!knock!"ぐらいしか個人的には刺さりませんでしたが、今月の大阪でのライブに行く予定なのでまた予習しておかないと。ただ、はじめてライブで見るので、これまでの曲を含めて幅広くやってもらいたいところです。

しかしsora tob sakanaはアニメの仕事めっちゃ取りにいってますね。さすがにダンまちの2期のEDに決まったと聞いたときは驚きました。

 

単曲という点で一番よかったと思うのは、ドイツのTime, The Valuatorの"Vibrant"。まじでこいつら売れろと思わされる良曲です。サビのメロディが良すぎて歌いたくなる。

 

また、こちらはアルバムの中の1曲ですが、アメリカのAllegaeonが今年出したApoptosisの3曲目、"Extremophiles (B)"も、このバンドを知らなかったこともあり、はじめてYouTubeで聴いたときは痺れました。超アグレッシブ。

 

そういえばIssuesも新曲を発表していましたが。好きなバンドであることもあり聴く前の期待が高すぎたか、こっちはそこまでめちゃくちゃは刺さりませんでした。今年アルバムリリースだと思いますので、それなりに期待しておきます。

 

刺さったといえば、この上半期でめちゃくちゃ刺さったのが琴音の「ここにいること」。どういう人なのか、あるいはデビューまでの道のりなどまったく知らずにApple Musicで見かけてはじめて聴いたのですが、明らかに手嶌葵を思わせるような声質にオーガニックな楽曲。グッと掴まれました。秋ごろだったかのライブのチケットはすでに押さえているので、楽しみです。ライブで聴きたいと思わせる歌手です。

 

以上、ジャンルめちゃくちゃな上半期の振り返りでした。