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2018春アニメ 中間評価+「リズと青い鳥」感想

5月も半ばに差しかかり、春アニメも5〜6話ぐらいまで来ました。個人的にずっと小忙しく、なかなかアニメを見られなかったのですが、昨日あたりでようやく少し落ち着いたので昨日今日で消化しまくりました。春アニメの全体的な印象としては、あまりよくありません。アニメを見るようになって1年半ぐらいですが、これまでで一番低調なクールと言ってよさそうです。というわけで、「ほぼ間違いなく最後まで見る」「たぶん最後まで見る」「とりあえず見てる」「切った」、そして「消化不良」で振り返っていきます。

 

ほぼ間違いなく最後まで見る

  1. こみっくがーるず・・・6話まで視聴済み。今のところ今期の一番は「こみっくがーるず」です。期待もしていましたが期待を裏切らない、あるいはそれ以上の出来です。赤尾さん、いいですね。今後も活躍してもらいたいところです。なぜか放送が折り返しに来たタイミングでニコ生番組がはじまるという謎っぷりですが、赤尾×本渡の同期コンビはよかったです。
  2. ヒナまつり・・・6話まで視聴済み。僅差も僅差で2位は「ヒナまつり」。この軽快なリズムのコメディはいいですね。ヒナ役の田中貴子さんは初見ですが、いい味出しています。本渡さん演じる瞳はじめ、顔芸も素晴らしい。安心して見られます。
  3. 食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇・・・5話(17話)まで視聴済み。こちらも安心感抜群のシリーズもの。作品についてはもう特に語ることもありませんが、最近のエピソードを見て改めて感じたのは、諏訪部さんの声ってあんまり好きじゃないなということ。「亜人ちゃんは語りたい」のときもうっすら感じたものの、あのときはキャラに合っていたのでそこまで強くは思いませんでした。ともあれ、今後も楽しみです。
  4. あまんちゅ!~あどばんす~・・・5話まで視聴済み。こちらも安心安全のシリーズものですが、期待よりは若干下回ったか。期待しすぎたところもあるかもしれませんが、最近忙しくてあまり心穏やかに見られなかったからかもしれません。ただ、4話は個人的には大転けでした。今後に期待。
  5. ありすorありす・・・5話まで視聴済み。作品として評価しているわけではまったくないですが、5分なので最後まで見られます。

 

たぶん最後まで見る

  1. 魔法少女 俺・・・6話まで視聴済み。大幅に消化が遅れていましたが、週末で最新話まで来ました。3話ぐらいでようやくこの作品のノリに慣れました。5話で本筋どこいったというストーリーが展開されて心が挫けそうになりましたが、まあなんとかなるでしょう。6話はよかったです。
  2. ウマ娘 プリティーダービー・・・7話まで視聴済み。話としてはあまり魅力を感じませんが、なにかを傷つけるわけでもないし(7話でスズカが例の場面を迎えましたが)、なにより絵がすごくいいので、なんとなく見続けています。ここまで来たのでたぶん最後までいくと思います。

 

とりあえず見てる

  1. ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-・・・5話まで視聴済み。まったくノーチェックの作品でしたが、週末にプライムビデオで遡って見ました。というのも、小原好美さんと本渡さんが出演しているという情報を目にしたので。実際見てみると千本木さんまで出ていました。やはり小原さんが出ているとあらば見ないわけにはいかない。作品としてはソシャゲ原作とのことで、あまり設定はよくわからないし、メタっぽいことしておけば視聴者が喜ぶとでも思ってんのかなと思ったりもしますが、これまた人畜無害な感じで、見続けることにはさほど苦はなさそうです。某17歳さんの演技ははじめてちゃんと見ましたが、この作品に関しては特筆すべきことは見当たりませんでした。OPは男女ユニゾンで気持ち悪かったです。逆にED、というかワイズマンのキャラは結構好きです。とりあえず5話まで見ましたが、お2人の出演が5話のみなら切るかもしれません(たぶんそう)。
  2. 魔法少女サイト・・・5話まで視聴済み。クソアニメの称号にふさわしい作品です。「王様ゲーム」を思い出させてくれます。ただ、「王様ゲーム」と同様、B級映画みたいな感じでなにも考えずに見られるので、消化はかなり早く進んでいる方です。しょうもない作品ですが、まあこの感じだと見られるでしょう。

 

消化不良

以下の作品は「消化不良」、つまり視聴がかなり早い段階で止まっています。上2つはどちらも1話を見たのみです。あまり気が進まないんですよね。録画はしているのでいつでも見られますが。「あっくんとカノジョ」は2話まで視聴。放送がはじまってからアニメイトかどこかで原作を見かけて知って、dアニメストアで2話まで視聴し、これは見られそうだと思いましたが、そこで止まっています。こちらは録画もしていないので、今後もdアニメストアでぼちぼち追っていくことにしようと思っています。

 

切った

現時点で切ったのは1作品。「デビルズライン」はメインのお2人に惹かれて見はじめましたが、展開がはちゃめちゃでとてもじゃないけどついていけず、早々に切りました。妥当な決断だったと思います。

 

リズと青い鳥

今日、「リズと青い鳥」を見にいってきました。映画館でアニメを見るのは20年以上ぶりかもしれません。本当は感想を別個の記事で書こうかと思っていましたが、他のレビューなどを見ているととても書く気にはなれなかったので、ここに軽く書いておきます。

原作はおろか本編もまったく未視聴の状態で、小原さんがナレーションをされているPVだけ見て行ってきました。「小原さんもちょっと出てるみたいだし、メインは種﨑さんだし、PVもよさげだからちょっと行ってみるか」というくらいの軽いノリで。しかし、好評価はよく目にしていましたので、期待は高く持っていました。そういう観点からすると、山は低く、オチは弱かったかなというのが視聴後の素直な感想です。ただ、「山は低くオチは弱い」ってそもそもなにを期待しているのかという話でもありますし*1、むしろそれは「リズと青い鳥」という作品そのものに関わることだったとも思いますので、納得しています。

本作で最も印象的だったのは、なんならこれを見にいったという感じもしますが、みぞれの表情、そしてそれを演じる種﨑さんの演技でした。「心理描写」という点でいくと、「リズと青い鳥」が逆転するという「心理」の構造のところは「なるほど」という程度でしたが、特に「描写」のところに感銘を受けました。みぞれの微妙で、時折ほころぶような表情はとても頭に残っています。また、本作に関しては「音」も印象的でした。それは楽器の音ということだけでなく、足音なども含めてです。

ちなみに小原さんに関しては出てるのは知っていたけどほとんど出ていないだろうとも思っていましたので、実際出ていなくてもまあそうかという感じでした。セリフは3箇所ぐらいでしたかね。

*1:PVしか見ずに見にいったので、もうちょっとガンガンに揉める話なのかなと思ったりもしていたかもしれません。今これを書きながらPVを見返していて思いましたが、この作品は少なくとも二度は見た方がいいかもしれませんね。二度目でようやくちゃんと見られるような気がします。